開催概要

テーマ

「あなたとアートと鉄道と」

本事業では、公共交通の存続や北陸新幹線延伸に向けた観光的資源の脆弱さ等の地域課題について解決の糸口をさぐり実践を繰り返しながら、福井県における「アート」の多様性や視点を拡げることを目的とする。

また、アートを媒介に観光客と地域住民の関係性を生み出すことにより、福井県をもう一度訪れたいと思う気持ちを醸成することで新たな市場を創出し、地域一体となってエリアの活性化を目指す。さらにその状態が観光客を生むエンジンとして機能し、2024年の北陸新幹線延伸に向け地域の観光を担う人材育成や滞在環境を整備。域内産業や団体との連携により、経済波及効果の最大化を目指す。

事業内容

「6会場でのアート展示、またそれらをつなぐスタンプラリー企画。」

実施により、福井鉄道の各駅にアート作品を設置することで「駅自体」が観光的資源として認知され、駅の利用者や訪れる地域住民が増加する。それは結果的に福井鉄道の利用者増・収入増につながり、福井鉄道が県民のインフラとして存続する可能性につながる。また、利用者にとっては日頃触れることのないアート作品に触れることで感性が刺激され、美術展など県内の文化的イベントの観覧や参加者の増加につながり、文化資本の幅が広がることを目指す。

イベント名称

福井アートライン(英語表記:Fukui Art Line)

開催期間

2023年5月3日(水)〜6月4日(日) *最終日は17時まで

会場

鯖江市内の福井鉄道の各駅(サンドーム西駅、西鯖江、西山公園駅、水落駅、神明駅、鳥羽中駅)

主催

福井アートライン実行委員会

古くは畿内と日本海側中部を結ぶ路線であった「旧北陸道」の周辺エリアに、アート作品を設置。アートの力を借りて地域の魅力を発見し、旧北陸道を再価値化すると共に原点回帰し、「場所」と「まち」と「人」をつなげるプロジェクトを企画・実施しています。ライン上にある「歴史の道」「鉄道」「古民家」などの地域資源とインフラを連帯させて、様々な個人や団体・企業と連携しながら、エリア全体の賑わいを復活させることを目的としています。

県内外を問わず「福井に縁のあるアーティスト(作家や学生等)」を募集し、アート作品の設置やアートワークショップ等の実施を通して、北国街道の歴史や、資源の価値化や再認識を醸成していきます。

協力

福井鉄道株式会社、株式会社応用芸術研究所

後援

福井県(県民ワクワクチャレンジプランコンテスト2022採択事業)

お問い合わせ先

福井アートライン実行委員会 事務局 木村 鼓(きむら つづみ)
mail:kimura.ac.218a@gmail.com
TEL:080-8995-7463